コルビュジェアパートメント IN Paris

イタリアでの授賞式の後、パリへ行かせていただきました。
8年ほど前、どうしてもコルビュジェの建築を見たくて、パリから南下し、マルセイユまで何件もの建築を見て廻ったことがあります。
その時、パリにあるコルビュジェのアトリエ・アパートメントだけは、どうしても見ることができませんでした。
今回は、どうしても見てみたいと思い、時間をつくって訪れることができました。
実際に中に入ってみると、まず感じたのは、光の入り方と、その光を調整する巧みさでした。
自然石とレンガも嫌味なく配置されていて、素材の組み合わせがとても心地いい。
そして、何より印象に残ったのが階段です。
こんなに楽しく、気持ちよく上がれる階段は初めてでした。
階段の上部には大きな開口があり、その先にはテラスがあります。
「上はどうなっているんだろう?」
そんな想像をさせられながら階段を上がっていくと、いつの間にか最上部まで来ていました。
そしてテラスに出ると、そこにはパリの街が広がり、気持ちのいい風が吹いていました。


さらに嬉しかったのが、テラスにあるベンチまでコルビュジェによってデザインされていたこと。
それを見つけた瞬間、なんだかワクワクしました。

ここでコルビュジェは、最高の建築を想像しながら、子どものようにワクワクして図面を描いていたのかな。
そんなことを想像すると、僕までワクワクしてきます。
「早く日本に帰って、自分もワクワクしながら間取りを描き建築を創りたい。」
そんな気持ちにさせてもらいました。
建築を見て、こんなにも建築意欲をかき立てられたのは久しぶりです。
コルビュジェの素晴らしさに感激しながら、テラスのベンチで少し一休み。
最高に感動した、アトリエ・アパートメントでした。